こんな人におすすめの本、『ほんとうに頭がよくなる世界最高の子ども英語』を読んだので、感想を紹介します。
それではさっそく紹介していきます。
タイトル | ほんとうに頭がよくなる世界最高の子ども英語 |
ジャンル | 子どもの教育 |
著者 | 斉藤 淳 |
著者プロフィール | イェール大学大学院博士課程修了。(分野は比較政治経済学) イェール大学助教授、高麗大学客員教授を歴任した後、 日本に帰国後、英語塾 J PREP 斉藤塾を経営。 |
出版日 | 2017年12月6日 |
本のポイント
この本のポイントはこの4つです。
本書はイェール大学の助教授を経験された筆者が、SLA(第二言語習得)の学術分野の知識と、自身が経営する英語塾「J PREP 斉藤塾」の経験から、子どもの英語学習方法について紹介してくれる本です。
筆者の斉藤さんは、本書のはじめにこんなことを言っています。
もはや「いい大学に入れば安心」とか「英語さえできれば大丈夫」などという時代でない のは、親の世代である僕たち自身が痛いほど実感しています。
子どもに英語を学ばせたい親御さんも、「英語がペラペラになってくれさえすれば、それ でいい」などとは思っていないはずです。ましてや、わが子の「学校成績のアップ」とか「 難関校への合格」だけを願っている人もいないでしょう。
そんな表面的な力よりも、今後、世界のどこでも幸せに生きられる本当の頭のよさを身につけてほしい——それが子を持つ親の本音ではないでしょうか。そうした真っ当な願いを持つ人にとって、外国語学習の機会は、大人が子どもに授けられる 最高のプレゼントだと僕は考えています。
斉藤淳. ほんとうに頭がよくなる 世界最高の子ども英語――わが子の語学力のために親ができること全て! (p.10). ダイヤモンド社. Kindle 版.
確かにそうですよね!
私も自分の子どもには世界のどこでもやっていけるようになってほしいです。
そのためにもまず英語を身に付けてほしい!そのための手伝いがしたい!
そんな思いを持っている親御さんは、とても多いのではないでしょうか。
そんな人は、ぜひこの本を読んでみてください!
この本では、3歳から15歳までそれぞれの年齢に適した学習方法を教えてくれているので、きっと参考になると思います。
それでは、この本のポイントについて少しご紹介します。
英語学習はそれぞれの年齢に適した方法で行う!
筆者によると、英語学習は年齢によって適した学習方法が変わるそうです。
先ほども書きましたが、本書では、3歳から15歳まで各年齢ごとにおすすめの学習方法を紹介してくれています。
また、それぞれの学習方法で使うのにおすすめの教材についても紹介してくれているので、とても参考になります。
教材というと、参考書や動画などが思い浮かびますが、斉藤さんはその他に無料のゲームなども教材として紹介してくれています。
ゲームなら子どもも楽しく遊んでくれそうですよね!
ちなみに、おすすめ教材の中には無料のものもあります!
英語学習の教材を探している人は、教材の紹介部分だけでもぜひ読んでみてください!
どの年齢でもまず『音(聞く、話す)』から学ぶ!
年齢によって適した英語学習方法が異なるという話をしましたが、どの年齢でも「音」から入ることが大切だそうです。
例えば、小さい頃は「フォニックス」から入るのが良いそうです。
(「フォニックス」:英語圏の子どもに英語の読み方を教える学習方法。)
最近はYoutubeなどで調べればすぐにフォニックスの歌がたくさん聞けます。
これなら簡単に自宅でも取り入れられそうですよね!
中学生から学習を始める場合はまた進め方が異なるのですが、この中学生からの学習方法なら大人になってからも使えるのではないかと思いました。
私も早速、中学生におすすめの教材を購入したところです!
私が実践してみた結果についてはまた別途報告します!
『英語で』学ぶ!
英語を勉強するとき、ただ『英語を』学ぶだけでは効率が悪いそうです。
そうではなくて、『英語で』他の何かを学んだほうが、学習効率が高くなるそうです。
この英語学習とほかの知識を身に付けることを同時に行うことをCLIL(Content and Language Integrated Learning)というそうです。
本書では3歳ごろの小さい子どもでも、このCLILがおすすめだと紹介しています。
子どもの興味のあるもので英語を取り入れていければ、確かに子どもも抵抗なく英語を身に付けていけそうですよね!
本書は、英語がペラペラになるだけではなく本当に頭のいい子を育てることが目標にしています。
そのためには、英語を身に付けるだけではなく、『英語で』どんどんいろいろな知識を身に付けていくことが必要になります。
まとめ
以上、『ほんとうに頭がよくなる世界最高の子ども英語』についての感想でした。
お子さんに英語学習を通じて、本当に頭の良い子になってほしい!
そんな方はぜひ、この本を読んでみてください!
コメント